(とても大切)勉強の「動機」と「目的」を区別しよう

2022/11/20

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「なんのために勉強をするのか?」という疑問は、昔からあります。

これは、勉強する「動機」と「目的」をまぜこぜにしてしまい、よくわからなくなるから出てくる疑問です。

ですから、勉強する「動機」と「目的」を区別してください。

 

1.勉強する「動機」

勉強する「動機」は、たとえば、勉強して「お医者さんになるため」などです。これは人により異なるものです。場合によっては、勉強する「意味」ということもあります。

 

2.勉強する「目的」

勉強する「目的」は、例えば「ひらがなを覚える」とか「appleというつづりと意味を覚える」などの「基礎知識を定着させること」です。これは、だれが勉強するにしても共通していることです。

 

3.勉強する「動機」と「目的」を分ける必要性

たとえば、理数系を目指している人が「古文は使わないのに」といって文句を言うことがしばしばあります。これは、勉強の「動機」が原因となってでてくる文句です。勉強する「目的」は基礎知識を定着させることにあるので、将来使うかどうかは関係がありません。少なくとも定期テストや受験に必要な科目なのであれば、基礎知識の定着をさせるために勉強するのだと割り切って考えることができます。

 

4.(参考1)基礎知識の定着の程度について

基礎知識の定着の程度は、3段階あります。

初級は、暗記していることです。例えば、円周率が「3.14」と答えられることです。

中級は、反射的にこたえられるレベルです。円周率は?と聞かれて、考える間もなく一瞬で「3.14」と答えられることです。0.2秒くらいでしょうか。

上級は、円周率「3.14」がなぜそうなるのか答えられたり、それを使って円の面積などを求められるというレベルです。

このように、「基礎知識の定着」には「程度」があります。これを計測するためには、「問題演習」をします。

 

5.(参考2)教養を身に付ける目的

教養は勉強とは少し異なります。教養は、「人間としての倫理観やバランス感覚」を身に付けるために修得します。教養は、思いやりのある人間となるために必要不可欠な要素です。勉強するとともに、教養も身に付けることは、思いやりのある温かい人間社会を築くために欠かせないことです。勉強だけに終わり、教養をないがしろにするのでは、あまりにも寂しいです。

 

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