受験の難易度を料理でたとえてみました
2022/06/15
受験勉強の難易度を、料理でたとえてみました。
1.小学校の勉強
☞「ゆで卵」・・・練習不要。作り方を聞けば、普通はだれでも作れる。逆に作れないとこの先かなり苦労する。鍋の使い方やガスコンロの使い方などを身に着けることの方がメイン。
2.中学校の勉強
☞「味噌汁」・・・おいしく作るには少しコツがいる。だしをうまくとれるかが大切。シンプルがゆえに奥深い。和食の基礎。練習が必要。
3.高校入試
☞「親子丼」・・・コメをおいしく炊くことはもちろん、だしを上手にとり、半熟卵にしたり、鶏肉を調理したり、三つ葉をきれいに添えたり、ある程度練習が必要。家庭でも習える。
4.大学入試
☞「フレンチのフルコース」・・・まずは専門の先生に基本を学ぶことから始まる。一般家庭では無理。学んだあと、たくさん失敗して、コースの組み立てから何から、すべて考えて、まとめないといけない。非常に難しい。時間もかなりかかる(一生勉強)。独学でも可能かもしれないが、普通は師匠について、お客さんからもいろいろ言われて、苦しいことも乗り越えて初めて一人前になる。一人前になった後も修行は続く。
5.まとめ
同じ10,000円を「フレンチのコース」に使うなら、
A. その道30年の老舗のフレンチのコース
B. 昨日フレンチの道を志した新米が作ったフレンチのコース
どちらに使いますか?
お客さんは、「大学入試の採点者」です。シェフは、「受験生」です。
私なら、もちろんA.に使います。
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