部活生は受験に不利？
2022/04/28
こんにちは！東進衛星予備校JR堺市駅前校担任助手の溝口です！
今回は部活をしている皆さんに向けて実際に3年5月まで部活を続けたぼくから
受験について部活を最後までやり続けるのはどうなのかということについて
お話しできたらなと思います。
まず結論としては、「全然不利じゃない。むしろ部活生にしかできないことがある」と
僕は思います。確かに、部活生は、最後の大会が終わるころまで部活をやり続ける分、
他の受験生が勉強している時間を部活に回すことになり、必然的に
部活をやっている期間は勉強できる時間が少なくなると思います。
そのため、当たり前ですが、部活を引退してから、他の人と同じ勉強量をしていたのでは、
他の人を追い越すことはできないと思います。しかし僕は、部活生には
そういった逆境を跳ね返せるだけの力があると思います。
その力というのは僕は、「継続力」と「仲間」だと思っています。
まず継続力というのは、部活生がとびぬけて持っているものだと思います。
皆さんは部活をしていく中で、おそらく楽しいことだけではなく
辛いこと、しんどいことを沢山乗り越えて来たのではないかなと思います。
やめてしまいたくなったこともあるかもしれません。しかしそれを乗り越え、
自分達の目標の為に毎日努力を積み重ねて最後までやり切る皆さんのその経験は、
おそらくほかの受験生にはなかなかできないものだと思います。
受験も同じです。自分が行きたい大学、その為に取らなければならない点数の為に、
毎日コツコツと単語を覚えて、問題を解き、復習をして自分のできない部分と向き合わなければいけません。
当たり前ですが、しんどいし、楽しいことだけではありません。
しかしそのしんどいとき、やめてしまいたくなるときに皆さんを支えてくれるのは、
部活動での経験です。部活動でしんどい時も努力し続けた皆さんなら、受験で
壁にぶつかった時もきっと乗り越えられると思います。
次に、「仲間」と書きましたが、これは私が個人的に感じた事です。
部活をする中で、必ず一緒にやってきた仲間がいると思います。
僕のおすすめは、その子たちと一緒に勉強する事です。僕も受験生の時、
勉強していて、しんどくなった時、やめたくなった時、ふと後ろを見た時に
黙々と勉強していた友人の背中には、何度も支えられました。
しかし友達は友達でも、「一緒に高め合える」友達である必要があるなと思います。
友達と一緒にサボっていては、逆効果です。
部活でできた友達は、それができる友達だなと思います。
しんどい時に一緒に頑張ってきた友達と、受験も一緒に乗り越えましょう！！
ここまで精神論的な話をしてきましたが、実際問題、部活動をやっているときも、
勉強との両立は必須です。しかし、部活動をやっていると、どうしても帰りが遅くなったり、
勉強できる時間がイレギュラーになったりすると思います。
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