弱点ノートを作れる人が合格するのだという確信。
2021/06/15
本校では、日ごろから「弱点ノート」の作成をするように生徒に言っています。
すると、昨夜NHKで「逆転人生」という番組を見ていたら、「カクテル コンペティション」世界1位になった人が出ていました。
生駒出身の男性で、金子 道人(かねこ みちと)さんという方でした。
芸術家一家の中で、美術高校をなんとなく受験したけど不合格で、普通の高校に入ったと紹介されてたと思います。
とにかく、自分に何もいわゆる取り柄がなくて、人生はこんなもんなんだろうなぁという風に最初は思っていたそうです。
しかし、バーの先輩に、とてもおいしいバーがあるからと誘われて和歌山にあるバーにいって、モスコミュールを飲んだところ感激したと言っていました。その感激から、毎日シェイカーをもって眠るくらいカクテルの世界に夢中になったそうです。
多くの人の応援を受けて、また、多くの挫折とそれを上回る努力を重ねて、ついに南アフリカのケープタウンで開かれた世界大会で優勝しました!
そのときに、「メモ」をたくさん作って、それを覚えていたと番組で言われていました。いわゆる「弱点ノート」です。そして、極度の緊張しいなので、失敗した時を想定して常に練習していたそうです。たとえば、本番で忘れ物をしてもいいように、つねに忘れ物をした前提で大会に出場したりして、あたふたしないように練習を重ねていたそうです。また、本番でナイフで指を切りけがをしてもいいように、上着の裏にけがの大きさごとの絆創膏を貼り付けておき、さらには指サックまで用意して大会に臨んだと言われていました。やはり、優勝する人というのは、どんな世界であっても、「弱点ノート」と「危機管理」を意識されているのだなぁと改めて実感できました。
そして、もっとも大切な心がけは「常に本番を想定して毎日行動している」ということです。
「全てをかけて臨む価値が世界大会にあると思っていた」と言われていたのが印象的です。世界一になった時のカクテルに「歩みを止めるな」という意味をモットーにするお酒を使ったと言われていました。人生において何度もくじけそうなことにぶちあたるけど、その時に歩みを止めないことが、すごい人になるために必要なことなんだ、と言われていました。
「弱点ノート」も「危機管理」も、自分で積極的に作るしかありません。それは自分の弱点を見つめ直す物だから辛い事でもあると思います。でもそれができる人だけがすごい人になるんだと確信させられた番組でした。
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