東進衛星予備校 弁天町駅前校の、スタッフ研修のご紹介
2021/02/20
本日2月20日(土)、スタッフ研修を行いました。その様子をご紹介いたします。
1.今回の趣旨は、「相手のモチベーションを高められる問いかけの仕方(コーチング)を考え、実践し、生徒の積極性を高められる能力を磨く」です。
2.コーチングという言葉があります。
これは、相手の積極性を引き出す行為です。
相手の積極性を引き出すには、的確な質問を投げかけることにより、こちらが相手に関心があるということを伝えて、相手にたくさん楽しそうに(時には真剣に)話をさせる事が必要であると、私達は考えています。
そして、よりよいコーチングのために必要な質問スキルとは、幅広い教養と、相手の視線や挙動に対する鋭敏な感受性、質問する際の効果的なジェスチャーなど多くの複雑な要素を瞬時に使いこなせる能力であると、私達は考えています。
3.今回の研修は、ある学部に所属するスタッフが、その学部の専門的な基礎知識について、他学部のスタッフから質問を受け、これに対して回答するという内容を行いました。実際に勉強内容を相手に説明すると、自分の理解が非常に深まることが体験できました。
したがって、勉強が得意になる一番の秘訣は、自分が勉強してきたことを、相手に披露することです。
4.具体的な手順は、質問する役(専門外の人)と回答する役(学部生)が2人でペアになり、回答する役が事前に準備したレジュメをもとに、回答する役へ質問を投げかけます。
回答する役の人が、どれくらい楽しそうに、もっと話したくなりそうな感じで話していたかどうかは、質問する役のスキルが影響します。
質問訳が相手の聞いてほしい事や関心のあることにどれだけ接近できたかどうかは、回答する役の様子を見ると確認できます。
5.私達がもっともやる気を失うときの1つとして、「他人から関心をもたれないこと」があります。
「そんなこと勉強して、生きていくのに何の役に立つの?」と自分の関心のある事柄について言われたら、普通なら相当意気消沈するものです。二度とその人に心を開かないでしょう。何気ないその一言は、相手の潜在的な可能性を奪うのに、十分に、破壊的な威力を持ちます。場合によっては、再起不能に陥れることさえある、危険なせりふです。そのようなせりふは、使わないことをお勧めします。
6.しかし、逆に、自分のすることに関心がもたれると、とても嬉しくて話したくなるものです。
これが、コーチングの本質であると思います。
このような理論的支柱をもとにして、東進衛星予備校 弁天町駅前校のスタッフ一同、生徒の進路実現に向けて日々技術や理論を研究し、指導にあたっています。
ご関心のある方は、ぜひご来訪ください。お待ちしております。
(告知)新年度特別招待講習(体験受講) 申込受付中です。ぜひご利用ください。