ノウハウこそ、備忘録へ記帳しましょう
2021/01/28
こんばんは。
前回、「備忘録をつけましょう」という記事を書きました。
本日は、「ノウハウ」について書きます。
備忘録には、実は「ノウハウ」こそが書くべきことです。
例えば、マークシートの塗りつぶし方は、先に○をなぞってから塗りつぶすと早く塗れる、などです。
では、科目ごとにどんなノウハウがあるのか、本日は現代文について書きます(もっとも、全教科に当てはまる事柄です)。
高得点を取りたい場合、知らないといけないことは、「試験が試そうとしている事柄」です。
現代文で確かめたいことは、以下の3点です。
1.嘘をついていないこと。ここで「嘘」とは、常識に反したり、単語の辞書的意味、文法についての誤った知識をいいます。
2.本文と矛盾しないこと
3.自分なりの解答を作文できること
以上です。
3つ目の、自分なりの解答を作文できることの「作文」とは、単語を、複数、適切に組み合わせたもの、という意味です。そして「適切に」とは、意味が通じることを言います。そして、「意味が通じる」とは、文法が正しく使われている事(数学では、公式や計算が正しいこと)をいいます。
これら3つについて、受験生の力量をはかることが、現代文の目的です。もっとも、現代文の使命そのものが、「自分の意思や観念を、文字を用いて外部に示すことが出来るような能力を養成すること」にあるので、その能力を試すのが現代文のテストであるということもできます。
以上の3つの力を伸ばすんだ、という目的意識を持って現代文に取り組めば、必ず成績は上がります。時間は当然かかりますが、国語は一生使う道具ですから、こつこつ取り組んでくださいね。
一緒に頑張ってみたい方は、「新年度特別招待講習」を東進で行っているので、申込んでください。
お待ちしています。