数学の模試の復習の仕方について

2020/11/23

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こんにちは!東進衛星予備校弁天町駅前校の担任助手の平田です!

入試もどんどん近づいてきて、模試の点数や判定が気になりだす頃かと思います。ただ、それにばかり気を取られて、復習がおろそかになっていませんか。例えば、数学には同じ考え方や解法を用いて解くことができる、所謂類題と呼ばれるものが数多く存在します。これがどういうことかというと、模試で出た問題の解法で解ける問題がみなさんの入試に実際に出る可能性が十分にあるということです。

つまり、復習せずに模試を受けっ放しにしていると、受験で不利になってしまうのです。

そこで、この機会に改めて模試の復習、特に数学についてどのように復習するのが効果的かについてお話ししたいと思います!

まず最初にすべての問題を解答解説を読む前に解きなおしましょう。こうすることで、まずその問題について焦りや緊張のせいで見えなかったものや、計算ミスによる間違いに気づくことができます。

次に解答解説と自分の答案や途中式を見比べながら、その流れを追い、書き写してみましょう。この段階で、もし解答解説の説明や式変形についてわからなければ、その分野の基本部分や計算の基本がまだ身についていないので、教科書や初級レベルの参考書を見返す必要があるということです。

書き写しながら、その問題についてなぜ間違えたかや、ミスの原因について考えましょう。緊張していたからなのか、解法が思いつかなかったからなのか、あるいは、問題文を読み間違えていたのか。

それがわかれば、その原因となったことを意識しながら普段から勉強することで、改善していくことができます。

最終段階として、すべての問題で解答解説なしで完璧な答案を作成できるか確認します。できなければ、できるまで、解答解説とにらめっこです。このときに注意が必要なのは、その答案のすべての場面で、なぜその公式を用いるのか、なぜその式変形を行うのか、なぜ答えが出るのかを、理解しながら自分の答案として書けるようにすることです。そうして初めて、その問題を解けたことになるのです。

その状況にまでなれれば、一度目の復習は完了します。

一度目から、2週間から1ヶ月程度を見て、2度目の復習として、その問題を解きなおします。そこでも完璧な答案が作れれば、その問題は完全にみなさんのものになり、理解したことになります。できなければ、もう一度解答解説とにらめっこです。

ここまで徹底して一つの問題にこだわることによって、その問題や分野の根底にある知識・考え方を理解したことになり、類題と呼ばれるものに対応することができるようになります。

以上が模試を受験した際の、数学の復習の流れです。このように復習を徹底して、模試を最大限活用し、合格をつかみ取りましょう!

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