文系・理系について
2020/03/25
2020年3月25日
現在、3月27日(金)まで、新年度特別招待講習の申込みを受け付けています。残り、2日です。
新学年が始まるため、新規生や在校生からの相談の中に、「文理選択」というテーマがあります。
文系・理系についての考え方については、様々な考え方があると思います。1つの考え方を提案します。
1.両方大切・・・教科を文系・理系に分けるのは便宜上必要ですが、もっと本質的な考え方で決めていくといいと思います。
たとえば、新製品を開発する場合、理系の人は製品を設計・開発します。では、文系の人は何をするのか?
それは、「目的やニーズを作ったり、発見したり」します。価値観とも表せます。
それでは、開発が先か、価値観が先か?これは、鶏が先か、卵が先かの話しと同じで、重要ではありません。状況に応じて、どちらが先か決まります。
2.目的と手段の関係・・・理系が「手段・道具」を作り、文系が「目的・価値観」を作ると考えることができます。しかし、目的のない道具があるでしょうか、または、道具のない目的とは何なのでしょうか。
これを考えるに、以下の文章を作りました。
数学なき思想は、無力である。
思想なき数学は、暴力である。
3.まとめ・・・このように考えると、自分の才能を振り返って、興味や関心がわくかどうかも考えて、どちらをメインに今後の将来において自分が活躍したいかによって、文理選択をすると良いと思います。
文系・理系のどちらも必要であるから、まんべんなく勉強していくのが最も適切です。食事と同じで、バランスを取ることはとても重要です。全員がバランスを上手に取れれば理想的です。しかし実際は、個人個人で得手不得手もあります。
したがって、自分の長所が発揮できる分野に進むのが自分にとっても楽しいし、スキルも伸ばせるし、他方で、社会にとっても有益であると思います。また、人間の間のバランスを取ることが上手な人は、リーダーシップを発揮できる仕事に就くとよいかもしれないです。この場合は、幅広い知識が必要となるので、教養や学識を幅広く学ぶことが必要でしょう。
東進 弁天町駅前校は、それぞれの生徒がそれぞれの才能をいかんなく発揮して、力強く、素晴らしい人生が送れるようになるように、助言・指導していきます。