受験勉強における『独立自尊』とは
2018/03/04
こんにちは! 担任助手の渡利です。
今回は本日実施した、ホームルームの内容に関して書いていこうと思います。
まず、校舎長より、東進の教育理念の『独立自尊』ということについて、受験勉強の実際に即して掘り下げたお話がありました。
福沢諭吉は「心身の独立を全うし、自らのその身を尊重して人たるの品位を辱めざるもの、之を独立自尊の人と云ふ」と語っています。ここに表現される、「何事も独力で行い、自己の人格の尊厳を保つ、強靭な主体的精神」が『独立自尊』です。
では、この『独立自尊』を、皆さんの受験勉強に当てはめれば、具体的にどういうことになるでしょうか。
自らの夢・志・目標を明確に持ち、その実現のために何をすべきかを自ら考え、それを「合格設計図」に落とし込み、“自らの約束”として主体的に遂行すること――正に、『第一志望合格の勝利の方程式』そのものだと考えます。
それを、スモールステップで確実に実行していくための考え方として、「PDCAサイクル」のお話もありました。
このサイクルを回していくのに大切なことが2つあります。
まず、心の持ち方として、「ポジティブに何事も捉えていく」こと。
模試などで結果が出なかったとしても、「結果には必ず原因がある」と考え、「次にどう活かすかを前向きに考える」ことが大切ですし、その積み重ねで確かな学力向上につながるのです。
そして、「やるべきことを、やるべき期限までにやり切る」こと。
『毎日登校・毎日受講・毎日高速基礎マスター』という東進生の基礎・基本に基づき、当座の目標としての4月センター試験本番レベル模試で、「先輩得点」にキャッチアップするために、特に新高3生は、高速マスターの「英単語1800・英熟語750・英文法750」の完全修得を、必ず達成してほしいとお話がありました。
それを受けて、『高速マスター完全修得の学習法』について、東進出身の担任助手からアドバイスがありました。
短期集中で覚える、毎日継続する(少なくともステージは2つ以上)、覚えにくい単語はひたすら書く、正しい発音を聞く、音読する(英語と日本語の両方)、その単語が使われている例文を読む、分からない単語や忘れていく単語をルーズリーフなどに書き取って1時間に1回見る……といった、自身の経験に基づく具体的なお話がありました。
是非、自習室など利用をして体全体を使って、完全修得を目指して頑張っていきましょう。
実際に合格した過去の先輩方の学習法は大いに参考になるものです。
自分の学習計画や方法を繰り返し見直し、改善をしながら、目標の実現に向けて、前向きに取り組んでほしいと思います。
私たち担任助手も、皆さんの『独立自尊』をしっかりサポートしていきますので、みんなで頑張りましょう!