全国統一高校生テストを終えて
2018/06/24
こんにちは。校舎長の三宅です。
6/17(日)の『全国統一高校生テスト』から1週間が経ちました。
この1週間では、「受験後説明会」を4回実施し、東進生はもとより、平野校でお申込いただいた一般生の皆さんにも多数ご参加いただきました。ありがとうございました。
テストの翌日には、大阪府北部を震源とする地震が発生して、不安な毎日を送られたことでしょう。
「受験後説明会」でも少しお話をしましたが、私がこの仕事に就いてまだ駆け出しだった頃に、阪神・淡路大震災を経験しました。
当時の勤務先は西宮北口だったので、正に災禍の中心。教室の現場で震災と向き合いました。
「ここに関わる全ての人が生きているか」から始め、入試の時期でもありましたから、受験生には何とか今までの努力が報われるようにと、出勤できる講師だけで、昼間の明るい時間に特別な時間割を組んで指導を行いました。
自宅が全壊して、引っ越しを余儀なくされた生徒、志望校を変えなければならない生徒もいて、ひどく心を痛めた辛い記憶が残っていますが、それでも皆頑張ってくれて、それぞれの進路へ歩んでいってくれたことも覚えています。
震災は、多くの大切なものを奪ってしまうものですが、「受験生が重ねてきた努力」だけは、決して失われるものではないと思います。
余震の心配もある中ではありますが、せっかく受験したテスト、その復習にもしっかり取り組んでほしいと思います。
そして、テストは「学力を伸ばすための模試」。
その結果を分析し、「やるべきこと」を明確にして、「やるべき期限」までに「やり切る」こと。
受験生にとっての次の目標は、8/26(日)のセンター試験本番レベル模試。
ここで、志望校の目標ラインに到達していることを目標に、「大切な夏」を全力で取り組むことが、合否を分けるポイントになります。
具体的には、各科のインプット学習を早期に修了するとともに、センター試験の過去問演習を進め、8月末にはセンターレベルの学習を完成させることです。
その意味で夏休みは「大切な夏」になるのですが、自分のために使える時間がしっかりあるのも夏休みです。本気の努力で臨めば、目標得点の突破はきっと実現します。
また、高2・高1の人たちにとっての次の大きな目標は、来年1月の『センター試験同日体験受験』。入試本番の1年前・2年前に、どこまで伸ばせるかによって、志望校の合格が見えてくるかどうかが決まります。
有名私大の難化、英語4技能重視への入試出題方針の転換などなど、大学入試の現状を踏まえれば、インプット中心の学習は高2の3月までに完成し、過去問演習に早い段階から入っていくことが不可欠になります。
学校の定期考査が控える時期ですが、バランスを取りながら、「やるべきこと」を、すぐにスタートしましょう。
地震発生当日は、安全のため、臨時休校とさせていただきましたが、生徒の皆さんからの自宅受講申請を見ていて、全国統一高校生テストの解説授業を受講してくれている人が多くて、とても嬉しく思いました。
東進には、皆さんの受験勉強をバックアップするコンテンツと、サポートする担任・担任助手がいます。
一緒に「大切な夏」に、挑んでいきましょう!!