負けるもんか。
2019/05/23
皆様、こんにちは。
東進衛星予備校・和泉中央駅前校の担任助手2年目、中西 雄紀(なかにし ゆうき)と申します。
今年から、大阪府立大学 工学域 電気電子系学類 電気電子システム工学課程の2回生になります。
皆様、どうぞよろしくお願い致します。
2019年もあっという間に5月に入り、改元もされ、「令和元年」の響きが新鮮かつ特別に感じる今日この頃でございます。
おはよう令和!
さて、私が所属する通称「府大工」は、大学受験において「中期入試」で有名なところですので、この記事をご覧の皆様には「あっ…(察し)」となる方が多少なりともいらっしゃるかと思います。
まさにその通り、私はいわゆる「落ち武者」であります。
私の大学受験は、現役時代において前期日程で受験した当時の第一志望校には残念ながら不合格に終わり、中期日程で府大工になんとか合格(※合格最低点+0.2点)して首の皮つながるという、順風満帆とは言えない結果に終わってしまいました。。。
今は府大工に満足しているので良いのですが…^^;
#一日一回の拾ってくれた府大工に感謝
(府大工を第一志望校としていらっしゃる方々にはこの「落ち武者」という表現は非常に申し訳ないと思っております。。。心より謝罪をさせて頂きます。誠に申し訳ございませんでした。。。何でもしますから許してください(何でもするとは言ってない))
さて、このような私の受験経験から、これから大学受験をしていく皆様にお伝えしたいことが3点ございます。
1.計画を綿密に立てる
計画を立てることで、自分のするべきことやしなければいけないことが明確化・視覚化され、「第一志望校合格」という受験におけるゴールまでの道のりやそこにおける自分の位置が具体的に把握でき、また、後々時間に追い詰められる可能性が少なくなります。その結果、安定的に受験勉強を進めることができます。
2.早期に実行する
いくら良い計画を立てても、実行しなければ意味がありません。また、大半の人が計画をその通りに実行できない傾向があります。つまり、このことは何を意味するか。「計画通りに実行する人が有利である」ということでございます。また、「早め早め」の意識で実行することで、時間に追われることが少なくなります。また、より良い勉強法などを自ら調べ、実行に移していっていただきたいと思います。
3.過去問に習熟する
一番重要なことは、「二次試験で得点する」ことです。そのため、講座や日々の授業などで得た単元の解法やポイントを二次試験で使えるようにしなければいけません。このことから、二次試験の過去問を徹底的に分析し、慣れていく必要がありますが、これを実行する上で大量の時間が必要となります。このため、二次試験の過去問を始める時期はセンター試験後からではなく、「早め早め」の意識で、8月~9月に開始していただきたいと思います。
最後に、皆様にお伝えしたいことがあります。
それは、受験は「やる人が勝利する」ということであります。
受験は、合格最低点から±5点で受験生が非常に集まっているという過酷な戦いであり、皆様は浪人生を含む他の受験生の集団に割って入る必要がございます。
そのため、他の受験生よりもより多くの努力を行い、最善を尽くして、最後まで走り抜けていただきたいと思っております。
そして、題名の…
負けるもんか。
これは、二輪車や四輪車で有名な「本田技研工業(HONDA)」による格言であります。
ホンダは2015年からマクラーレンとタッグを組んで「マクラーレン・ホンダ」としてF1に復帰しましたが、非常に苦しみました。しかし、2018年から「トロ・ロッソ・ホンダ」としてトロ・ロッソとタッグを組んだことで改善の兆しを見せ、2019年から「レッドブル・ホンダ」として参戦しました。その結果、第1戦・オーストラリアGP、第5戦・スペインGPで3位表彰台を獲得するなど、優勝に向けて希望が見えてくる状況となってきました。
ホンダがF1において、もがき苦しみながらもその苦労に負けず努力した結果、非常に大きな進歩を遂げたように、皆様も受験において、「負けるもんか。」の精神で「合格」という二文字を掴み取っていただきたいと思っております。
負けるもんか。
長文大変失礼致しました。ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。