環境は人を変えてくれるのか？

2024/10/03

こんにちは、担任助手の道端です。

フィリピンとイギリスでの1年間の海外留学を経て、河内長野駅西口校に無事帰ってきました！

海外での出会いや経験は本当に刺激的で、今まで曖昧だった将来のビジョンの解像度がぐっと上がるのと当時に、自分の可能性や視野が一気に広がったことで、目標の幅もぐっと広がり、留学前には思いつかなかった将来のイメージさえ描けるようになりました。

よく、「留学は人を変えてくれる」と言います。私も留学前はそう思っていました。

留学に限らず、「環境は人を変える」と言いますよね。

しかし、実際に1年間留学をしてみて、「留学は人を変えてくれる」のではなく、正しくは「留学は、自分が変わらないといけないと気付かせてくれる」のであると分かりました。

最初の1ヶ月、私はフィリピンでの語学学校で、誰かが話しかけてくれるのをずっと待っていました。自分から話しかけに行く自信もなく、周りで群れている日本人に交じって日本語で話すよりも、1人で英語の勉強をしている方がマシだと思い、授業が終われば一目散に部屋に帰って勉強、休み時間はイヤホンをつけて授業の復習、と英語の勉強に徹していました。

しかし当然そんな奴に話しかけてくる人もおらず、どうしようか悩んだ結果、勇気を出して自分から積極的に国籍問わず色んな人に英語で話しかけてみることにしました。それが功を奏して、海外の友達がたくさんでき、英語力もどんどん上がっていきました。

「英語力を上げる」という確固たる目標を持っており、そのためには英語しか話さないというルールを掲げて、日本人から日本語で話しかけられても英語で返していました。日本人から変な奴だと距離をあけられたり、直接悪口を言われることもありましたが、誰に何を言われようと、自分の目標を達成するために、後悔のない留学にするために、自分の信念を貫きました。

実際、最初英語しか話さないと言っていた人も、周りの日本人に流されて、結局英語力をあまり上げきることができなかった日本人を大勢見ました。

あの時勇気を出して話しかけていなければ、あの時日本人に流されて英語で話すことをやめてしまっていたら、「海外に行っただけの人」になってしまっていたと思います。

これは勉強でも同じだと私は思っています。『受験』という環境に身を置いているだけで受験勉強をしている気になっていませんか？

本当は勉強がしたいのに、友達とのその場の流れでだらだらしてしまい、勉強時間を奪われていませんか？

受験は誰に何を言われようとあなたの受験です。結果が悪くても誰のせいにもできません。

環境は人を変えてはくれません。やってるつもりにはさせてくれますが、人を変えさせるほど頼れるものではありません。環境が変わっても自分自身は何も変わっていません。

自分が変わるしかないんです。

点数が伸びないのを環境のせいにしていませんか？まずは自分が変わることから始めてみてください。意外と原因はそこにあったりします。

1日の生活スケジュールを見直してみる、勉強の効率をあげるために自分の弱点をもう一度洗い出してみる、などなど些細なことで構いません。現状が変わらないなら何か「変わる」努力をしてみてください。

今なら変われます。自分だけの受験を誰にも足を引っ張らせず、納得できるものにしましょう！

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

★11/4(月・祝)全国統一高校生テスト