残された時間を大切に！

2022/07/19

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お久しぶりです、担任助手の竹田です。

共通テストまで半年を切り、いよいよ受験本番の気配を感じ始めた頃でしょうか。

今日は、時間のない受験生に向けて、受験勉強の取り組み方で大切なこと

を二つ紹介していきます。

 

さて、早速ですが、みなさんは勉強の計画を立てる時どのようにして計画しているでしょうか。

その日その日で取り組む科目を決める人、点数が足りない科目や不安な科目を中心に計画する人、

あるいは計画を立てないという人もいるかもしれません。

 

しかし計画を立てることなく成功を収められる人は、ほとんどいないと言っても過言ではありません。

どういう人かというと、いかなる時でも余裕で志望校に受かることが可能である人

もしくは超豪運の持ち主といったところでしょう。

 

おそらくこの文章を読んでいる時点で該当する人はいないはずです。

つまり受験を乗り切るためには計画性が必需品ということです。

よって、今回は計画に関するポイントをご紹介します。

 

 

 

1つ目は上手な計画の立て方です。

できれば最高効率になるような計画を立てたいですよね。

 

まず受験生が忘れてはいけないのは、長期間触っていない科目を作らないことです。

これは大前提ですが、なぜなのか少しだけ説明していきます。

 

例えば英単語を例に挙げてみましょう。

100単語を暗記する場合、1回目は当然時間がかかりますが、

2日目、3日目と日を追うごとに、覚えている単語が増えて、かかる時間は減っていきます。

 

たしかに毎日触っていればトータルすると飛び飛びで学習する時間と同じになるかもしれません。

しかし、記憶が強化されることや、得点が安定する科目を作れること、

まとまった時間が無くても勉強ができ、

他科目に集中して取り組む時間を作れることなどメリット

がたくさんあります。

 

こういったことから推奨する勉強計画は、

極力触らない科目を作らない計画です。

といっても、ひたすらに苦手分野を触っていくわけではなく復習も含めた計画にする必要

があります。

 

 

ではどのようなバランスで計画を立てればよいのでしょうか？

 

 

この疑問を解決するために役立つのがエビングハウスの忘却曲線です。

 

これは、学習をしてからどのぐらい時間が経てば、

学習したことの何パーセントを忘れているかを示したグラフ…ではなく

 

どのぐらい時間が経てば復習にどれほどの時間がかかるか

を示したものです。

有名なグラフなので見たこと聞いたことがある人は多いかもしれません。

 

例えば学習してから1時間後では、最初に学習した時間の56%、

１日後では74%、１週間後では77%、

１か月後では79%の時間で復習が完了するとされています。

 

これを利用して、勉強した時間からその復習にあてるべき時間を推測し、

計画を立てることができます。

 

さらにこの理論から繰り返し学習の強力さを体感することができます。

 

例えば英単語100語を覚えるのに１時間かかったとしましょう。

そうすると１日後の復習時間は1時間×0.56なので33.6分、およそ３５分です。

 

すごいのはここからで、

さらに１日後は昨日学習にかかった時間の56%の時間で復習できるわけですから

35分×0.56で19.6分、約20分！

さらに1日後は20分×0.56=約11分、

その1日後には約6分、その次は約4分、次は約2分、

 

そして1週間後にはなんと1分で復習が完了するんです！

毎日続けることの大切さが分かっていただけるかと思います。

 

 

 

2つ目は、勉強すべき分野の優先順位のつけ方です。

 

例えば数学が苦手で、数学を勉強したいとします。

この時ただ闇雲に”数学”を勉強しているようでは本番に間に合いません。

 

どの分野が特に点数が低いのか、

実力が足りていないのかまでしっかりと考えて得点に結びつけなければなりません。

 

微積、ベクトル、図形、確率どれか選んで解いてくださいと言われたら、どれを解きますか？

 

今解きたくないと思った分野、苦手分野じゃないですか？

苦手分野ではない場合なぜ解きたくないのでしょう。

 

計算が大変だから？時間がかかるから？

そこに自分が何を改善しなければならないか、答えが隠されています。

 

つまるところ時間を効率的に使って苦手分野を克服するためには、

敢えて自分がやりたくないと思うような分野に取り組むことが大切になります。

今の自分で解けるか怪しい問題に立ち向かってこそ実力を伸ばせるわけです。

やりたくない科目や分野は後回しになりがちですが、

ここで逃げずに取り組めるかが大きな差となってきます。

 

 

 

東進の武器には、こういった受験知識が豊富な担任助手の先生や、

過去の模試の成績から

自分が特に優先して取り組むべき苦手分野の問題をAIが提示してくれる

単元ジャンル別演習

なども存在します。

 

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